あかり

ブレックファスト・クラブのあかりのレビュー・感想・評価

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)
3.7
アメリカの80年代的エネルギーを感じる。不良少年、お嬢さま、スポーツマン、ガリ勉、不思議ちゃんが土曜の補修に集められ、喧嘩したり、互いの価値観を知りながら、なんやかんやで友情を育む話。

不良少年がむちゃくちゃやって、みんなのペースを乱していくんだけど、それがなかったらみんなこんな本音を吐き出してないし、この映画成立してないなw

知らないだけで、みんなそれぞれ悩んでて、いろんな事情がある。鬱屈した感情がぶつかって爆発して、雨降って地固まる、みたいなエネルギーが感じられて結構好き。

急にキレたり泣いたり、ハイになって音楽で踊り出したり、むちゃくちゃやるんだけど、補修の前と後ではみんなの中で確実に何か変わっていることがわかる、青春映画の金字塔といわれるのがわかる、そんな作品。

不良少年が囮になって皆を助けるとことか、お嬢様が不思議ちゃんにメイクして見違える美人にしちゃうとこが好き。
あかり

あかり