ハヤブサ

ブレックファスト・クラブのハヤブサのレビュー・感想・評価

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)
4.0
"若者が変わろうとしてる時、説教をしても何も効果はない、自分の変化はちゃんと分かっているから。"

デヴィッド・ボウイ

親という存在は良い意味でも悪い意味でも子供からすると1番影響力の大きい存在。

プレッシャー、無視される、虐待、過去の悪さ自慢、夫婦間での仲の悪さ、登場人物5人が持つそれぞれの親に対する悩み。
自分も親のことで悩んで立ち止まってしまった時期があって、それを相談出来る人もいなくて抱え込み誰も痛みをわかってくれないと思って話せなかったりイジってくれと無理してる時期もあった。

でも、相手がどう思うにしてもしっかりと恥ずかしくても対話する。これは大事な事っていうのは最近自分もそれを学んだ。
そのおかげか最近少し調子がいい、前に少しづつ進めてる気がする、来年は少し前進しようかなと思う。

昔はずっと自分だけが少し変だと思ってた
表面上で知った気になってた。
"みんな変、普段は隠してるだけ。"
その通り、ちゃんと話せば見えてくる自分の考えだけで決めつけるな!

"大人になると心が死ぬ"
そんなのは絶対に嫌だ、いい意味で1番影響力のある親になりたい!ってこのエゴも自分の子供にとっては負担になっちゃうのかな、大人になるって難しいな。

5〜10年に一度は定期的にこの映画は見る必要がある。
じゃないと心が死んでしまう。