いろいろ、本当にいろいろ感じた映画だが、まだ言葉がまとまらない。
なんだか、とても大切な映画に出会えた気がしている。
この映画に描かれていたガリ勉、スポーツ馬鹿、お姫様、不思議ちゃん、チンピラの5人は間違いなくあの頃の僕だし、嫌味でムカつく先生とダサい用務員は間違いなく今の僕だ。
若者であるがゆえに剥き出しで、殴りあうかのようなアイデンティティのぶつかり合いは、もう、涙が込み上げてくるほど、痛くて痛くて痛くて心地よい。
衝突、理解、衝突、和解の繰り返し。
この、空気に触れたら溶けてなくなってしまうような、もう二度と出会えないような土曜日。
また月曜日になったら、君たちはきっとバラバラになってしまうのかもしれない。
けど、君たちが手にした土曜日は、君たちをずっと支えてくれるはずだよ。
ガリ勉、スポーツ馬鹿、お姫様、不思議ちゃん、チンピラ。
また君たちに会いたいよ。
また5人でカーラ・デ・ヴィトーの「We are not alone」を踊ってくれよ。
ちなみに様々な青春作品にオマージュされている『ブレックファスト・クラブ』だが、何故か『悪魔のいけにえ2』がジャケットをオマージュしていた。
ちなみに不思議ちゃん(というより不気味ちゃん)のアリソンが可愛くて可愛くて可愛くて可愛くてしょうがない。
あの場に居たら、俺は間違いなく惚れているね〜