真夏のオリオンの作品情報・感想・評価

『真夏のオリオン』に投稿された感想・評価

MayumiM

MayumiMの感想・評価

3.0
漫画が原作かと思ってたけど、原作は小説なんですね。

ともあれ、大東亜戦争も末期の末期に会敵した日潜水艦と米駆逐艦のガチバトルを描いた一作。相手の姿が見えない状態で繰り広げられる腹の探り合いが緊張感満載ながら、イ77艦長の倉本の飄々とした人柄が微笑ましかったり。
回天搭乗員達立ち位置はともかく、キャラクターとして物足りない印象もあったんだけど……あくまでもイ77対パーシバルがメインだから仕方ないのかな?
それにしても、カレーライスと塩たっぷりな握り飯の美味しそうなことといったら……。
gakupapa

gakupapaの感想・評価

3.0
太平洋戦争末期での日潜水艦と米駆逐艦の手に汗握る戦い。
艦長同士の作戦の読み合い自体は面白い。
ただ静かに潜む時間が長く絵面が地味。
また乗組員が揃って大戦中の軍人に全く見えないのが最大の難点。
rikky1103

rikky1103の感想・評価

3.1
大筋のストーリーは素敵だなと思えたが、細かな描写などにイマイチリアリティが感じられず、思ったより惹き込まれず。
有能で人間力のある上司と巡り会えることは、人生を左右するほど大切なことだと思う。
太平洋戦争末期、互いに姿の見えないまま激闘を繰り広げる日本海軍イ-77潜水艦と米国海軍駆逐艦パーシバルの乗組員たちの姿を描く戦争アクション。

主演に玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦、平岡祐太、太賀、黄川田将也、松尾光次ほか。

潜水艦映画にハズレが有りました。
本作はフィクションで、戦争を通じてのラブロマンス映画なので、仕方ないのですが、兎に角、色々と突っ込みどころ満載の脚本ですね。

先ず、サラサラ髪の帝国軍人なんて有り得ません。戦時中の緊張感まるで無し。

伊-77は、救助している米軍駆逐艦の目の前に浮上するなんて事は絶対にない。そして、米軍駆逐艦は目の前の伊-77を砲撃しない事は絶対にないです!

潜水艦内の緊張感や閉塞感がまるで無い。

敵駆逐艦が迫っているのに、モールス信号を放つなど有り得ません。

潜航中の潜水艦から「回天」を無人で発進させる事は不可能です。

大戦末期では玉砕覚悟の作戦が当たり前だった時に、生きて帰る事を一番に考え、作戦を立てる事など有り得ません。

本当の潜水艦の戦争映画だと思って鑑賞したので、酷評でしたが、本作はフィクションのラブロマンス作品だと思って鑑賞すれば良いのだろう。

〜余談〜
北川景子さんは、この時23歳。
お若い!綺麗!
しかし、オープニングでは大根丸出しでした。

このレビューはネタバレを含みます

ものすごく綺麗事のように感じた。
現実はこんなに美しくないだろう。

「死ぬために戦うのではなく、生きるために戦うのだ」と言っていたわりには、最後に死を選んでいるようにも見えたが…

終戦の知らせが少しでも遅れていたら、彼らが生還できたとは思えない。

物語とは全く関係ないが、玉木宏さんのスタイルの良さよ!!!
あんなに足長い人いるか?軍服が軍服に見えない。もはや宇宙人レベルのスタイル。
そして、妙に滑舌がいいので、声がよく通ること。聞き取りやすい命令だな。

戦争を美化する映画はあまり好きではないが、大切な人を思いながら戦った日米の若者たちがいたことは心に刻んでおきたい。
灯台守

灯台守の感想・評価

2.5
WOWOWにて視聴。

ドン亀乗り映画としては今一つ。
北川景子好きとしても今一つ。
太平洋戦争の遺物が現代に継がれる作品としては、ローレライの方が好みです。
WOWOW鑑賞
【特集・第二次世界大戦の記憶】

”真夏のオリオン
 オリオンよ 愛する人を導け 
  帰り道を 見失わないように"

2回目の鑑賞。
“潜水艦映画にハズレ無し"
フィルマの評価は低いが、個人的には良かった‼️

太平洋戦争の末期。
本土防衛最後の砦となった日本軍潜水艦と米軍駆逐艦との死闘、そして若き潜水艦艦長と部下たちの絆を描き、玉木宏らが熱演を見せた戦争ドラマ大作。

英題 『Last Operations Under the Orion』

2009年日本作品
監督 篠原哲雄
原作 池上司 『雷撃深度一九・五』(文春文庫刊)
映画化原作 福井晴敏(監修)飯田健三郎(著)(『真夏のオリオン』小学館文庫
脚本 長谷川康雄 飯田健三郎
音楽 岩代太郎
主題歌:いつか「願い星〜I wish upon a star〜」
撮影 山本英夫
出演 玉木宏 北川景子 堂珍嘉邦 平岡裕太 黄川田将也 仲野太賀 デヴィッド・ウィニング 吉田栄作 鈴木瑞穂 吹越満 益岡徹 

(WOWOW番組内容より)
昭和20年8月。
沖縄の海域に配置された日本軍の潜水艦隊は、本土防衛最後のとりでとなった。
”海中の天才"の異名をとる潜水艦イ-77の若き艦長・倉本(玉木)は、互いに想いを寄せる志津子(北川)から託された1枚の楽譜を胸に、悪化する戦況を見守る。
だが、親友であり志津子の兄でもある有沢艦長(堂珍)が率いるイ-81も、ついに悲壮な最後を遂げ、残るは自艦1隻となる。劣勢の中、倉本と部下はなんとか勝機を見つけるべく奮闘を続けるが……。

解説(kinenoteより)
池上司の小説『雷撃深度一九.五』を原作に、「亡国のイージス」の福井晴敏が監修・脚色を担当した戦争アクション。
米軍人が保存していた日本人女性作曲の楽譜をきっかけに、第二次世界大戦で戦った日本軍潜水艦と米軍駆逐艦のドラマが明かされる。

ストーリー的には、潜水艦映画の傑作『眼下の敵』(1957)を彷彿とさせる、潜水艦vs駆逐艦の一騎打ちを描く戦争ドラマ。

本作でも、日米双方は平等に描かれ、イ号潜水艦の倉本艦長と米海軍駆逐艦・パーシバルのスチュワート艦長が互いの動きを読み合い、また裏をかくところが緊迫感がありハラハラする。
人間ドラマの要素は、日本側潜水艦艦
”イ-77"の倉本艦長(玉木宏)以下、乗組員たちのドラマだ。

そして、残してきた恋人・有沢志津子(北川景子)から託された楽譜が全編で効果的に使われ、終盤にホロっと涙腺が緩む。

以下、ネタバレあり注意

気になるのは、終戦間際の乗組員たちの制服がこ綺麗なのと、烹炊長(ドランクドラゴンの鈴木拓)のメガネが今風、倉本艦長の長髪が気になる。

現在→過去→現在と移り変わるストーリー。
最後に、一矢を報いたイ-77だが、炎上する米駆逐艦・パーシバルの真横に浮上するのは、砲撃される危険があるのに何故⁇

暑い夏、当時家族や恋人のために戦った人たちに想いを馳せる時間だった。
フィルマの評価よりもっと良かったと感じる作品。



【忘備録録】ネタバレあり
登場人物
・倉本孝行(イ-77潜水艦艦長 / 海軍少佐)
- 玉木宏

・有沢志津子(有沢義彦の妹) / 倉本いずみ(倉本孝行の孫、現代)
- 北川景子(二役)

・有沢義彦(イ-81潜水艦艦長 / 少佐)
- 堂珍嘉邦 (CHEMISTRY)

イ-77潜水艦
・田村俊雄(水雷長 / 特務大尉)
- 益岡徹

・中津弘(航海長 / 大尉)
- 吹越満

・桑田伸作(機関長 / 特務機関大尉)
- 吉田栄作

・坪田誠(軍医長 / 軍医中尉)
- 平岡祐太

・遠山肇(回天搭乗員)
- 黄川田将也

・秋山吾朗(烹炊長)
- 鈴木拓(ドランクドラゴン)

・鈴木勝海(水雷員)
- 仲野太賀

・岡山宏次(水雷員)
- 山田幸伸

・森勇平(水雷員)
- 松尾光次

・小島晋吉(水測員)
- 奥村知史

・有馬隆夫(機関科員)
- 伊藤ふみお

・久保憲明(回天搭乗員)
- 三浦悠

イ-81潜水艦
・早川信太(水雷長)
- 古秦むつとし

・山下寛二(水測員)
- 戸谷公人

米海軍駆逐艦パーシバル
・マイク・スチュワート(艦長)
- デイビッド・ウィニング

・ジョセフ・フリン(副長)
- ジョー・レーヨム

現代
・鈴木勝海(現代)
- 鈴木瑞穂

関連項目(Wikipediaより)
・伊号第五八潜水艦
- 本作のモデルとなった潜水艦。なお、「イ-77(伊77)」および「イ-81(伊81)」は架空の艦名であり、実在しない。

イ-58
1945/7/29 米海軍重巡洋艦インディアナポリスは、テニアン島に原爆を輸送後、イ-58の雷撃によりパラオ北方にて撃沈。

インディアナポリス撃沈は、日本海軍の潜水艦としては最後となる大型戦闘艦の撃沈であり、第二次世界大戦で敵の攻撃により沈没した最後のアメリカ海軍水上艦艇である。
艦種を問わなければ、これより後の1945年8月6日に、潜水艦ブルヘッド (USS Bullhead, SS-332) がロンボク海峡で九九式軍偵察機の爆撃により撃沈されている。

関連作品
『パシフィック・ウォー』(2016)
主演ニコラス・ケイジ
米重巡洋艦インディアナポリスがイ-58に撃沈され、その後の艦長や乗組員たちの過酷な状況を描く作品。
wakana

wakanaの感想・評価

3.8



(テレビ朝日「日曜洋画劇場 終戦65周年企画」/録画)
peplum

peplumの感想・評価

-
当時北川景子の大ファンで情報が出てないか毎日公式サイト見てた。でも中々映画見に行けない環境だったので初めて見たのはDVDだったと思う。
やたら面のいい潜水艦乗りが見られたのは覚えてる。
本作「真夏のオリオン」の艦長・倉本孝行のモデルとなった、潜水艦伊58号の艦長・橋本以行(はしもと もちつら)さんをウィキってきました。

抜粋すると、広島・長崎に落とした原爆をテニアンまで運搬した帰りだったアメリカ重巡洋艦インディアナ号を撃沈させたのは、彼が35歳の時。
回天は特眼鏡の性能が悪いので「インディアナ号は魚雷で索敵できているので、必要ない」と出撃させなかった(前日は、回天2基を出撃させている)。
アメリカ海軍は、撃沈されたインディアナ号のSOSを受信していたが、司令部に上手く伝わらず、海に投げ出された584名が死亡した。

戦後、海軍司令部はその全責任を艦長マクベイ3世に負わせようと、橋本をアメリカまで事情聴取に呼び、その旨に沿った質問をしたが、
「ジグザグ走行で逃げても標的内だったので撃沈できた事に変わりはない」と、マクベイの名誉回復に熱心だった。

戦後は宮司の資格を取り、回天の乗務員に出撃させた事や、
インディアナポリスを原爆移送中に撃沈していれば、広島・長崎の悲劇は無かったのではないかと責任を感じ、
全ての御霊の鎮魂を祈る日々だった。
2000年に91歳で逝去。~との事です。



「真夏のオリオン」のアイデアを脚本に入れたのは福井晴敏氏みたいだが、事実もフィクションに劣らず劇的なので、フィクションがこの様にロマンチックなものになっても、別に構わないではないか!と、私は声を大にして言いたい!

相変わらず、爆発シーンや、潜水艦が海上に出ている時の背景が荒かったりとCGは雑だったり、玉木や堂珍が現代のイケメン顔で、どうみても25、6歳にしか見えなかったが、
目視できないのにソナー音だけで、相手の次の手を予想するやり取りなどはドキドキして、十分面白かった。

部下の命にも係わる難しい判断を、一瞬一瞬で冷静に正しく下せた方は、有名無名に関わらずもっといらっしゃるのでしょうが、私は戦史をよく知らないので、こういう人が居たんだと知るきっかけになっただけでも、価値のある作品だと思います。

余談ですが、橋本以行氏は1937年の南京包囲戦にも揚子江上の艦船から参加している。
戦後アメリカで事情聴取された時に、自分が見た「日本兵の蛮行」について詳細に記した手記が、防衛研究所に非公開で保存されているそうです。
橋本氏は誠実な方だと思うので、どの様な事が書かれているのか公開してもらいたいものです。
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