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いそぎんちゃくのshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

いそぎんちゃく(1969年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん…かなり期待していた分、ガッカリもひとしお。

序盤、中盤まではかなり面白かった。クリーニング店店主が浜子(20歳)のみずみずしい肉体の虜となり、夜這いを仕掛けるも妻にバレてしまう。怒り狂った妻が「私がこの家を出て行ってもいいの!」と店主に問い詰めると、「すまん…(出て行っても)いいよ。」と若い女体の誘惑に余裕で負ける店主。嫌いになれる訳ない。

けれどこのあとの、トランペッター平泉成(若い!)との青春ごっこ、金持ちとの愛人ごっこあたりからは結構、普通な感じで退屈に感じた。

クリーニング店の手伝い、ご隠居の愛人、透け透けネグリジェサロン勤務、と浜子が男を捨てて、次のステップへ行く度に垢抜けて行く変化は見事だった。女、こええ!

ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショーで観たが、観客は見事におっちゃんとじいちゃんしかおらず、浜子の妖艶な裸や乳房がスクリーン一杯に映る度に、我々全員示し合わせたかのように「ゴクリ」と生唾を、せーので飲んでいる気がして、三代目J Soul Brothersとか乃木坂46のコンサートにも負けないくらい強烈な一体感を感じた金曜の夜。
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