かりん

ゲキ×シネ「蛮幽鬼」のかりんのネタバレレビュー・内容・結末

ゲキ×シネ「蛮幽鬼」(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

初ゲキシネ。当然、初新感線。
蛮幽鬼、ずっと見たかった。いつか見たいと思っていたら上映すると前日に知り、駆け込みでチケット購入!
すんごいよかった!!
友人を殺した罪を着せられ10年牢獄に閉じ込められた主人公土門が牢獄で出会ったのは凄腕の殺し屋サジ。土門はサジ達とともに復讐のため故郷へと帰ってくるが…。

主人公上川隆也、すごいな。怒りのオーラが大画面から溢れ出て圧倒された。上川さんのバックにタイトル出た時、鳥肌立った。好きになったかも。あと、長髪白髪はズルすぎる。似合うし。
橋本じゅんさんもすごい面白かったし、新感線のメンバーほとんど知らなかったけどみんな素晴らしい俳優さん達。右近健一さん、大王面白すぎる。ああ可愛い。ああせつない。ヒロインの稲森いずみさんがめっちゃ綺麗だった。最後のセリフ良かったなー。
早乙女太一は最初の立ち回りカッコ良過ぎてビビった。さすがだ…。
しかし私の目的はただ1人なのだ!堺雅人の声が聞こえた瞬間にニヤニヤしてしまう!仮面剥ぎ取ったあの笑顔!長髪似合うわ〜〜!役柄も笑顔の最強殺し屋っていう堺雅人のための役のような。この世に楽しいことなど何もないとわかった時の笑顔…堺雅人が笑顔で喜怒哀楽を表現すると言われているのがよくわかった。笑顔が素敵なんだけど、笑顔からの目をキッと見開いた瞬間の凛々しいお顔がたまらんのです。
殺陣は、確かに早乙女さんと比べたらあれだけど、見たことないくらいキレキレでしたな。サジくんは1番複雑だけど1番不憫な役でもありました。でももう少しサジの背景を描いて欲しいとか思ってしまうのは雅人さま贔屓過ぎか。

新感線の舞台初めてだったけど、こんな感じ?と想像していたとおり、すごい面白かった。ときたま見せるコミカルな演出も好き。ゲキシネは、大写しの上川隆也の後ろに映り込んでしまってた雅人さんが意味深な目で上川隆也を見つめる演技が観れたり、スローモーションとかもあって、目が悪い自分には舞台だったら見えなかったシーンがてんこ盛りで大満足。
絶対に舞台観に行こ。
今回立川の極音上映良かったんだけど、最後の殺陣のシーンで流れてた歌で爆音すぎで鼓膜破れそうになった。座席はちゃんと余裕持って取らんとな。
かりん

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