レイチェル

汽車を見送る男のレイチェルのレビュー・感想・評価

汽車を見送る男(1953年製作の映画)
3.8
家族の為、会社の為、真面目に勤労奉仕してきた中年男性の悲哀溢れる良作。

タイトルの『汽車を見送る男』とは、自分もいつかあの汽車に乗りパリに行きたいと夢見ながら、踏切を超えて通勤する事から。

ある日、会社に刑事が来て帳簿を見たいと言う。社長に言われて見せる完璧な経理の帳簿。彼の仕事には一点の曇りもない。

ところが翌日、夜中にこっそりと社長が帳簿を燃やして逃亡を計っていた。偶然見つけた男は意外な行動に…


何ですかね。やるせない。ずーっと真面目に生きてきた男のネジが外れてびっくりのアレコレ。悪い人ではないけど!
あんな美女が自分に振り向くと思うなんて。よく考えて!無いから!

最後は本当にもう駄目かと。ああ…

刑事さんが良い仕事していました。
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