バッシー

汽車を見送る男のバッシーのレビュー・感想・評価

汽車を見送る男(1953年製作の映画)
3.7
真面目一徹な男の転落劇。

自社を、誠実さに定評があり道徳心が高いって言っちゃう社長に苦笑。

成り行きで社長の横領した金を手にした経理主任のまさかの無謀な逃避行。

とりあえず向かった先が社長の愛人宅。

こいつ、一体何をしたいんだ?笑

旅への浪漫と美女に魅入られてしまったのかな。

箍が外れた人間の豹変ぶり。その一気に堕ちる様は怖くも悲しいですね。