ひで

時計じかけのオレンジのひでのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.2
ちょうど5年前の一回生の夏休みにTSUTAYAで借りた本作を友達の家で観ようとしたけど、エログロナンセンスな独特な世界観とか、前衛的なファッションやインテリア、胸糞悪いリンチ描写に耐えられず開始20分でお互いに「これ絶対ちゃうな」ってなって断念したことを覚えてる。(その時はもう一本借りてたキングスマンを観た)

鑑賞して改めて思ったけど、家族や恋人と観たり、友達と楽しくピザ囲みながら観る映画では絶対に無い。 暴力描写はともかくおっぱいとセックスがこれでもかってくらい出てくるから普通に気まずくなる。

あと、作品固有の造語(ナッドサット語)が説明も無しにたくさん出てくるから最初見た時は字幕担当の翻訳家がメチャクチャ雑に仕事してるんかと思った。

総じて面白く無いわけじゃないけど、『2001年宇宙の旅』と同じで過剰に評価する人の気持ちがあんまり分からない。

主役の人の演技は若さと残虐性を上手く表現していて惹き込まれた。
ひで

ひで