映画侍

時計じかけのオレンジの映画侍のレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.8
クリップ消化。
"普通"じゃないキチガイ野郎が仲間に裏切られ、強制矯正収容所で"普通"にさせられる。

序盤暴力・レイプばかりの気狂い野郎アレックスに付いていけないが、"普通"にさせられるあたりからこの世界に引き込まれた。

普通というのは人によって違うはずなのに、"普通"という枠に嵌め込んで主人公アレックスが異常であると判断するのは間違ってる気もするなと思った。ある種病気のような異常性に対して、人は普通でないとレッテルをはり、人を蔑む姿勢は改めないと、、、

とかなんとか言う性善説的な考えを嘲笑うかのようなラスト。やっぱイカれてる奴はイカれてる。豚箱ぶち込んどけってはっきりわかんだね。
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