ねんね

時計じかけのオレンジのねんねのネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

暴力や強姦、強盗など、素行が酷いグループのリーダーアレックス。

いつものように金持ちの家へ強盗に押しかけるが、遭遇した住民と揉め合い殺害していまう。

グループの仲間に裏切られて
かけつけた警察に捕まり殺人の刑で懲役14年を言い渡される。

刑務所にて2年程過ごし善良なフリしているが、全く会心はしていないアレックス。とにかく早く刑務所から出たい為、「ルドヴィゴ療法」の被験者に志願します。

ルドヴィゴ療法を受ければ刑期は、たったの2週間。アレックスは被験者に選ばれ、ルドヴィゴ療法を受けます。薬を打ち、目を閉じさせないようにして彼の大好きなベートーベン交響曲第9番の音楽とともに残忍な映像を見させられ続けます。最初はなんともないアレックスでしたが、次第に残忍なシーンを見ると気持ち悪くなり、体が受け付けなくなります。

2週間たつ頃には洗脳により、
暴力をしようとすると苦痛を味わうので、
すっかりできなくなっていました。
また、一緒に聴いていた交響曲第9番も聴くと自身の体を引き裂きたくなる気持ちなってしまいました。

出所後に自らの悪行で報復されるアレックス。報復の一環で交響曲第9番の音楽を聴かせ続けさせられた事により、自殺未遂をする。

なんとか一命をとりとめ、病院のベッドで目を覚ましたアレックス。

入院先の病院にルドヴィゴ療法を取り入れる事をすすめた内務大臣が訪ねてくる。

彼はルドヴィゴ療法によりアレックスが自殺未遂した為、世間からバッシングをくらっていたのだった。

内務大臣は治療や今後の生活等をバックアップするので、世論操作に従事してもらいたいと唆す。内務大臣にご飯を食べさせて貰いながら快くそれを了承するアレックス。

恍惚とした表情で交響曲第9番の音楽ともに女性と性行為をするシーンを思い浮かべるアレックス。

そう彼は完璧に治ったのだった。

感想
有名でずっと気にはなっていましたが、なかなか最後まで視聴できていませんでした。今回はちゃんと最後まで見れて良かったです。

意味は想像できますが、独特の言い回しが多かったです。
画が強く性を象徴するものが、
たびたび出てくるのでいけないものを見ている気持ちになります。
結局会心する事なくアレックスは元に戻ってしまうし、アレックスと一緒に犯罪をしてたメンバーも警察官として働いていて暴力的な作品でした。
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