まは

時計じかけのオレンジのまはのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.9
スタンリーキューブリックの奇作。
冒頭の音楽(以後も繰り返し使われる)とベートーヴェンの第九が印象的。
舞台は近未来。
前半ではアレックスの狂気じみた犯罪をバイオレンス、セックス描写満載で描く。
後半はルドウィグ治療を受けた彼が表面だけ善人の機械人間(時計のように決まった動きをする)のようになってしまい、そこからの元のアレックスのへの回帰を描く。
最後の「完全に治ったね」は治療の効果がなくなっていることを示す。
キューブリックは人間の奥底に潜む暴力性や性的欲求を極度に美化して描いている。
この作品がきっかけになった事件が多発するようになったらしい。
ナットサット(劇中の造語)
トルチョック 殴る
ビディー 見る
デボーチカ 女の子
ドルーグ 仲間
アルトラ 超暴力
ホラーショー 最高
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