スカタン焼き

時計じかけのオレンジのスカタン焼きのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.5
ヒューマニズムで人間嫌いな人間にぴったり。
気休めのハッピーエンドな物語になんの思い入れも感じられない時に観たら奮えてしまうそんな感じ。
何言ってんのかサッパリ分からんが思考力、判断力のトレーニングやと思えばそれもまた楽しい。観終わった後血眼で出てきた単語を調べちゃいました。
非道な描写は飛び込んでくるありとあらゆるデザイン性で麻痺してきて、そこまで胸糞は悪くならなかったけど、まともな人間は別に観なくても生きていけるんやろな〜と言った印象。でもセンセーションで最高。
終盤、自分のした悪い事って仇となって返ってくるんやと教訓じみててハッとした。
エンディング(冒頭もやけど)鮮やか〜な赤、青、緑、で終わっていくのに、オレンジだけ一切出てこなくてそれもまた好きなポイント
スカタン焼き

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