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ミーン・ガールズのkeroleonのレビュー・感想・評価

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)
3.5
人生の半分以上を海外で過ごしてきた私は、日本に帰国したとき周りのルール、常識、感覚が自分のそれと恐ろしいほど違っていた。だからこそ躍起になって合わせようとしたし、周りの世界が自分の世界そのものだった。良い意味でも悪い意味でも。「はみ出し者」は生きていけないと本能的に分かってた。

アフリカ帰りの主人公ケイディもきっと同じ気持ちで、転校初日の震えがくるようなとまどいは10代の頃の自分みたいだった。自分の中の海外の常識を話すとすごくビックリして喜んでもらえるのも、一緒。でも、その相手があんなにも”mean girl”だとは…!
最初は軽蔑してたはずなのに、いつの間にか自分までビッ⚫︎な振る舞いをしてスクールカーストてっぺんの束の間の優越感に浸る。でもそれにはちゃーんとしっぺ返しと反省が待ってるのもお約束。

むちむちキュートなあどけないかつてのリンジーローハンに衝撃を受けつつ、mean girlsに囲まれても負けない処世術を学ぶのもいいかと( ^ω^ )

2015.10.17
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