Myke

ミーン・ガールズのMykeのレビュー・感想・評価

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)
3.2
私の好きな女優さんである
レイチェル・マクアダムスと
アマンダ・セイフライドが出演していています。

世界の歌姫アリアナ・グランデが「thank u, next」
という曲のPVで、この映画の女の子たちを
再現していると話題になりましたが、
ピンクの服、ミニスカート、ヒールのサンダル、
ハイブラン物のバッグを身に纏い、
学校中を大手を振って歩く四人組は
やっぱりかわいくて目を惹くなぁと思いました。

主人公のケイディ(リンジー・ローハン)は
晴れて(?)スクールカーストトップの
“プラスチックス”の仲間入りを果たしますが、
  
「私たちとお昼ご飯を一緒に食べたいのなら
水曜日はピンクの服を絶対に着て、
金曜日以外はジーンズは履いてはいけない。」
などグループ内のルールを守らなければなりません。

リーダー格のレジーナは、
表向きはとても可愛くて優しい女の子を演じていますが、
裏ではクラスの気に入らない女子たちの
悪口だけが書いてある“悪口ノート”を作っていたり、
ケイディの好きな人を取ったりと
グループでの内情は凄まじいもの。

でも、
皆から一目置かれているプラスチックスから
仲間はずれにされることは、
一度手にした華やかなポジションから失脚を意味するので
皆自分自身を見失いながらも、それぞれしがみついています。

皆、
自分の居場所や輝ける場所を求めて高校生活を送りますが
そういう縮図と人間の心理の働きは
どの世界でもあり得るなと思いました。
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