いかえもん

彩り河のいかえもんのレビュー・感想・評価

彩り河(1984年製作の映画)
3.0
真田広之主演で、松本清張原作だし、まあ見てみるかと思って見てみたけども、つまらなかったなー。

なんか、三國連太郎やら平幹次郎やら渡瀬恒彦に吉行和子と有名俳優はめちゃくちゃ出てるのだけど、物語の進行がだらだらしてる。
それでいて、三國連太郎の小ネタが多すぎ!
ハゲ頭のエロ社長役なんで、ハゲズラをかぶっているんだけども、社長はハゲを隠すためにふさふさの毛のカツラをかぶっているという設定で、ズラの上にズラという複雑さ。で、シャワーを浴びるときはハゲズラの上にシャワーキャップをかぶってて、それ、いる…???ってなりました。
吉行さんも名取さんもこのエロ社長の餌食になってしまうという設定でした。

そして唐突に始まる広之さまと名取裕子さんのベッドシーン。後ろに流れる曲が、ダバダバダバ~ボンボン♪って、すんません、爆笑してしまいました。いや時代が時代だからそうなんだけど、わかってはいるんだけど、なんかやっぱそれないわーでした。

あと、広之さま、猫飼ってるんですけど、猫にミルクをやろうとしてもちっとも飲んでくれなくて、連れない猫だなぁと思って見てました。

私にとっての見どころは、走る車から飛び降りてガードレールを飛び越えちゃう広之さまの身のこなしだけでした。

小説で読むとおもしろいんだろうか…。
でも、怒りがわくほどのものはなかったし、笑えたところもあったので3点で。