真魚八重子

イグアナの夜の真魚八重子のレビュー・感想・評価

イグアナの夜(1964年製作の映画)
4.5
面白いなー、何ってわけじゃないんだけれど、倦怠感に囚われた人が流れ着く場所で、たまたま人が多くガチャガチャしている状況。リチャード・バートンは牧師だったのに、説教中に信者の前で突然ブチキレる奇行を働いて、謹慎中の身。今は旅先のガイドの仕事をしている。

エヴァ・ガードナーが宿を経営していて、そこに常に半裸でマラカスを振ってるだけの男の子が二人いる。夜中の海辺に体の火照ったガードナーがマラカスの彼らを連れて…、時代的配慮とか関係なく、それは3Pだろう。

リチャード・バートンは金持ちのお嬢さんに惚れられて困っている。部屋に入るとき、なぜかスルッと彼女もすり抜けて部屋に入ってきてしまう。そして必ず見つかって、お嬢様の先生(おそらくレズビアン)が、「乱暴をした!」とバートンを憎んで訴えると言い出す。この先生、バスの中で必ず「合唱をしましょう」と歌い続けるので、かなり気が狂いそうな旅。

イグアナは食べるためにひもで何匹もつないである。泥臭そう。
真魚八重子

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