なーこ

マイ・フェア・レディのなーこのレビュー・感想・評価

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
4.0
クラシック名作、こんなにハマったのは久々。

多分これに低評価つける人は女性の扱いが気になるんだと思います。私もストーリー音楽よかったのに女性軽視すぎてこの点数。時代の流れですがもったいない。

しょっぱなからオードリーの役がヒステリックすぎて気になった。確かにオードリーといえば高飛車で強気な役が多いけど、それでもかなりヒステリ気味。男の人は冷静〜っていう典型すぎる描き方が嫌いで嫌いで!
でも今回はそれをちょっとコメディノリとミュージカルで流してくれてて見やすかった…..。にしてもかなり気には触った。

イギリス舞台なのでやっぱりまだまだイギリスでは女の人の立場が弱いんだなとも。


——🌷内容について🌷

前半はきっちり大改造ビフォアフなんだけど、もう自分を変えたい!と日々思ってる私にとっては名言だらけ!!「内面を変えたいなら外面から」「半年で変えてみせる」とかモチベ上がりまくり!!

元がいいからってのは置いといて…!

私も吃音プラス滑舌が悪くて2〜3年くらい発音矯正受けに通ってたんだよね…..それ思い出して感情移入しまくりだった。もうあのダンスシーンで泣いた。やっと正しく言えた嬉しさはよく分かる!!!!
思い出してガチ泣きしてしまった。

しかもイギリス英語好きには見てて飽きないシーンだと思う!!訛りも面白くて私は好き!

綺麗になっていく過程でそりゃあ色々あるんだけど、イギリス流の皮肉なのかわからない場面も多々あった。いろんな見方ができると言えるけど、イギリスの受け取り方って難しいな!


ここらへんでインターミッションだったんだけど、あるって知らずに直前でトイレ休憩挟んでしまって集中力切れたので後悔🚻



後半は一気に女と男のストーリー。

前半のモチベ上げてからのビフォアフ、その後まで丁寧に描いてくれて、あとどうなるんだろう?って思ったら2人の関係まできっちり丁寧でした。

教授の偏見はもうコメディだよね?そうだよねと思わないとやってけないよ製作!
ミッシェルのスモーキンビリー思い起こさせる「愛と!言う!憎悪!」でした


もうね、2人でぶつかり合って最終的に尻に敷かれてればいいと思います。



ところで会わなくてもそこにいるだけ良いって待っててくれた青年良すぎない???
あの人の声も音楽も良くて一途ですっかり好きになってしまった。一歩間違えればストーカーなんだけどさ
なーこ

なーこ