ゆり

マイ・フェア・レディのゆりのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

とてもいい作品だった。
尺が長いのだけ、少し観るハードルが上がってしまうけど…。

ユーモアが散りばめられていて、かつこれだけ時が経ってもその面白さが伝わるのはとても凄いことだと思う。ミュージカル作品ということも相まって、全体的にとても快活な作品だった。
オードリー・ヘプバーンの演技や美しさ、魅力はほんとにすごい。これは画面越しでも惚れ込んでしまいそう。
冒頭カメラを引いていきながら人物が止まっていくシーンや、絵画のように止まって魅せる競馬場のシーンは面白かった。
舞踏会で言葉を聞かせず、踊りの中で噂が広がっていくような描写をした後、バレたか?と思わせつつ家に着いてネタバラシをする、という流れもよかった。

また、特に後半の舞踏会でのシーンなど、「昔の映像」らしいディフュージョンやフレアが見られ、「昔の映像」を表現したい時には良いリファレンスになりそう。
ゆり

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