不倫のお話なのですが、エヴリーヌの心の内が上手く表現されていて観ている側もなんだか彼女が気の毒になるような…。いけないことだとわかっていても、どうにもできなくなってパリまでレミに会いに行くエヴリーヌ…
>>続きを読むチャラい男と夫ある女との愛の緊張感ある駆け引きによる不倫ドラマとしてそれなりに楽しめたし、サスペンスみたいな不穏な雰囲気もドラマを盛り上げていた。
それがラスト10分前の事件ですべてがひっくり返る…
美男美女のパリでの舞踏会のファーストシーンは、「ジュディックス」のように幻想的、少し不気味でした。
ジャンマレーを、恋人が「人を愛せない人」と言うけど、人妻ミシェル、モルガンに寄せる愛は本物です。
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LE CHATEAU DE VERRE 1950年 ルネ・クレマン監督作品 98分。夫との旅先でエヴリーヌ(ミシェル・モルガン)は端正な男レミー(ジャン・マレー)と出会い 惹かれる。夫の赴任地ベルヌ…
>>続きを読むルネ・クレマン監督の作品を初めて鑑賞しました。
特に、演出が面白いと感じました。この作品は実験的な手法がいくつか見受けられると思います。例えば、直線的な時間の流れを操作することで、提示したショットに…