諒

ガラスの城の諒のレビュー・感想・評価

ガラスの城(1950年製作の映画)
3.5
裁判官のローランと結婚しているエブリーヌ。
休暇中に知り合ったレミーとつかの間の逢瀬を楽しむがレミーがパリに帰ってしまう。
ローランの元に帰りローランが扱っている夫婦の愛の為に姑を殺した事件の妻を褒めるエブリーヌ。
エブリーヌは何やら考えている様子であった。
そしてエレナと共にエブリーヌは事件の裁判を見に行く。
保険金の為に夫が自分の母親を殺し、夫の罪を妻が身代わりに被ったのではと疑いを持たれていた。
ローランはその妻と同じ事が出来ると言い、エブリーヌもまた同じ事が出来ると言う。
そしてあの妻は、かばい続けると言うエブリーヌ。
そんなエブリーヌの元にレミーから花が届く。
届いた花を抱きしめレミーを思い出すのであった。

ローランの扱っている事件とエブリーヌとレミー、そしてそれぞれのパートナーとの愛。
遊び慣れているレミーが真剣に、逆に愛に溺れそうなエブリーヌにはしたたかさを感じ愛はガラスの様に脆く感じた。
諒