平和を祈るヒツジくん

男たちの大和/YAMATOの平和を祈るヒツジくんのレビュー・感想・評価

男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)
4.5
多分初めてちゃんと見た戦争映画。
訓練で弾を落としてしまって連帯責任で下っ端の兵士がみんな殴られるシーン、戦傷兵たちが上空で戦闘機が飛んでるのを悔しくて松葉杖を銃に見立て撃ち落とそうとするシーンが印象的。

実際に戦艦大和の語り部・八杉康夫氏によると史実ではないと批判されたそう。
『プライベートライアン』がノルマンディー上陸作戦を生き抜いた兵士に「描写が正確だ」と言われたのとは対称的だ。

史実に限りなく近い戦争映画を作るのが如何に大変か考えさせられる。