ぶるーべりー

地獄へつゞく部屋のぶるーべりーのレビュー・感想・評価

地獄へつゞく部屋(1959年製作の映画)
3.5
いわくつきの館で一晩過ごせたら1万ドル!という昔のバラエティー番組見たいなことをお金持ちが思いついて…という話。
地下室に酸のプールがあるというのはどこかで見たような設定だけど、この映画は1959年なので原典に近いものなのかも。

酸で死体を溶かすと言えば「硫酸男」というシリアルキラーが昔居たという話を思い出しましたが、こちらは1949年頃に処刑されていました。
10年後なのでちょっと時代がズレてはいますが、当時アメリカでかなり話題になっていたらしいので、もしかしたら硫酸男に影響されて作られた映画なのかな?

古い映画を見ると色んな表現のルーツを辿るようで面白いです。
ヤバい館に犠牲者たちを集めた金持ちのおじさん(ヴィンセント・プライス)役がシザーハンズに出てた発明家のおじいちゃんというのも今回Wikiで初めて知りました。
ティムバートン作品にも影響を与えているというのは、公開から60年経って見ている自分からすると不思議な感覚です。
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