リラックスクマ

市民ケーンのリラックスクマのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
4.5
ケーンのモデルになったウィリアム・ハーストが当時のアメリカにとってどんな存在だったかを理解していないと、面白さが十分には味わえないと思う。SNSもインターネットも無く今よりも情報量が少ない時代にあって、多くのメディアを手中に収めていたハーストに対する諷刺としての意義は大きい。ストーリーだけでなく、特徴的なカメラワークや演出も魅力。