後野祭

市民ケーンの後野祭のレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
4.0
私が最も愛する映画ジャンルのうちのひとつにあたる成功者がどんどん孤独になっていく系作品。その元祖ということで感動というより感謝が大きい。
また編集による時系列操作を行い構成で見せていくという、これまた私の好きな手法の元祖でもあるということで感謝してもし尽くせない。
とくに本作の冒頭10分?くらいは歴史上もっとも編集が巧みかつ効果的に使われているシーンである。
加えて個人的には妻の学芸会オペラシーンがとても好きでほんとになんとも言えない気持ちになる。そしてケーン1人だけ誰よりも強く誰よりも長く拍手するときの映像は必見。
後野祭

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