莫大な富を持つ新聞王が、亡くなる直前に呟いた言葉「バラのつぼみ」。その言葉の意味は…。
映画を観る上で気をつけていること。それは心を空っぽにしてみる、ただその一つだけ。でもこんだけ観てると映画慣れしてる自分がいて、案外難しいんです。次の展開を読んで邪推してみたり。
だから考えても考えても、最後の一瞬まで観ないと絶対わからない映画って凄く稀少で。バラのつぼみがまさか…とは思いもよらず。
ラスト一個のピースがはまらなきゃ絵は完成しない。見えてるものこそ一部分で。本当は結局なにも見えてなかったのかもしれません。