まるか

市民ケーンのまるかのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
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富豪偽善者の虚しき末路を長々と退屈に描ききった過去の名作。

偉大なる金持ち、チャールズ・ケーンが死に際に残した言葉を巡り、彼の仮面を剥がしていくといった内容。
「誰もが認める成功者」その姿は自分を大きく見せるため、孤独を隠すためのハリボテにすぎなかった。

今の僕たちからすると完全に色褪せてしまった作品であるのかもしれない。
いやはや、平成生まれで この作品をベタ褒めできるのは 今まで40年代の作品しか見たことのない方か、人一倍ポジティブな視点をお持ちの方のみだろう。
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