略してシミケン。
白黒映画に、白文字の字幕。全く読めない場面が多数。
開始10分は「え?なに、こういう映画?ドキュメンタリー?」と、目を丸くする。
「バラのつぼみ」とは何なのか。それを追いだし…
映画のお手本。
『薔薇のつぼみ』で始まるこの映画はその言葉の謎解きストーリーであり、主人公の一生を振り返る物語。
結局、『薔薇のつぼみ』の意味は誰にも解明出来ず、観客だけがラストにその言葉の意味を知…
このレビューはネタバレを含みます
シーンの変わり目に工夫を凝らしていて面白かった。特にまどをすり抜ける様なカメラワークはスムーズに、違和感なく取り込まれていた。
最初の妻との心の距離が空いてしまう様子のシーンの撮り方がよかった。最初…
[学生の頃レビューシリーズ]
撮影方法と照明具合、脚本の構成が素人が観ても分かるほど優れた作品。
「薔薇のつぼみ」とは何か?をベースにケーンの生い立ちから死までを彼と親しかった・深い関係のあった…
ストーリーとしてはさほどの衝撃はないかもしれない。
しかし、これを70年前に、当時弱冠25才の監督が作ったと思うと信じられない。
時系列をシャッフルする構成の目新しさや、撮影技法の豊富さはあくま…
【服毒自殺のシーン】
アンドレ・バザンがジャン=ポール・サルトルによる批判からオーソン・ウェルズを擁護する著作『オーソンウェルズ』(堀潤之訳、2015年発行)を読んだら、面白かった。この映画の根幹…
このレビューはネタバレを含みます