何度か途中まで見て断念していたものの、今回初めて最後まで見られた。
物語としてはそこまで面白いものでは無いけれど、当時としてはプロット上の工夫が画期的なものだったんだろうな
構図や演出、カメラワーク…
新聞王として絶大な権力を持つケーンが逝去する。今際の際に放った「バラのつぼみ」という言葉の真意を探るべく記者のトムスンはケーンと関係のあった人物にインタビューを試みる…というお話。
映画史に残る…
実はフィルマークス1000本以上視聴してて1940年代の作品だけ1本も観ていない事に気づいてウォッチリストから漁ったらこれ41年。て事で勉強のつもりで観たけどちゃんと面白かった。
新聞王と呼ばれた億…
貴重な彫刻の数々に対してどこでも買えるスノードームがケーンが手に入れることができなかった確信や愛の象徴。薔薇のつぼみは幼少期に親と離れ与えられなかった親からの愛情なのか。コミュニストでありファシスト…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
新聞社の経営者にして大富豪のケーンの生涯を「バラのつぼみ」というキーワードを軸に追っていく物語。
全てを手に入れた、そして全てを失った、というのは表面的な事実で、実際は人に愛を差し出すことができな…