ナナメ後ろも百太郎

シン・レッド・ラインのナナメ後ろも百太郎のレビュー・感想・評価

シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)
3.5
戦争映画にしては珍しく戦いの描写より心情や風景が多い。
なので、どこか哲学的な仕上がり。
うん、哲学的。

「敵」である日本兵も「悪」としてではなく「人」としてて描いているように感じた。

固定の主人公ではなく、主要人物数人の心情をナレーションとしてつけていくのも珍しい。

ガダルカナルの鮮やかな景色と戦争の最中でもそこで暮らす動物たち、そして戦う人間たちの対比も印象的。

戦争映画が好きって人には不向きなのかもしれない。