いわゆる戦争映画とは一線を画す作品だと思う。
銃弾や爆風が飛び交うリアルな戦闘が繰り広げられるが、その舞台となる自然の風景があまりにも美しい。
映像の魔術師と呼ばれるテレンス・マリックだからこそなせ…
映像詩人テレンスマリックらしい戦争映画でした。銃声が鳴り響く中で、こんなにも内省的になってたら、あんた撃たれちまうよ!って言いたくなるところはあったけれど、それがテレンスマリックの良いところ。
映像…
オールスターで描いた何とも切なく哀しい戦争映画です。
冒頭のシーンに映し出されるガダルカナルの風景。なんと美しいのでしょう。自然の楽園を絵にした様な美しさに目を奪われる。そしてそこに住む住民たちの…
2014/8/28 レンタルDVD
なんだか戦争映画を観たくなって観なおした。
美しい自然と過酷な戦場の対比が効いた映像は意味深で、なおかつナレーションが詩的。生と死、善と悪、光と闇…ありきたりだけ…
回想、独白、抽象的描写が多い詩的な映画だった。戦場にいながら目線が草木や動物に向かうのは水木しげるの回想録の視点に近いものを感じた。自然界の猛者ワニが徘徊する描写から始まって、終盤で人間に捕らえられ…
>>続きを読む映像は文句なしに美しいですが、好き嫌いがすごく分かれそうな映画。美しい『生』の自然と、兵士たちの『死』の対比が描かれています。台詞がとても詩的だし、宗教観が違うからか、いまいち私は理解できない部分が…
>>続きを読む日本人として思う所は有りますが、それを差し引いてもテレンスマリック作品の中ではこの映画が一番好きです。
誰か英雄としたり戦争の勝利を誇る訳でもなく、淡々と生の意味や戦争により破壊される物の重さを考え…