ふざけんな

アイ,ロボットのふざけんなのネタバレレビュー・内容・結末

アイ,ロボット(2004年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

・アイザック・アシモフの小説をベースにした映画で、ロボットが勝手に進化して人類を支配しようとする話。危険を察知した博士が、主人公のスプーナー刑事とロボットのサニーに、ロボットによる支配を阻止することを託して自殺する。博士が残したいくつかのヒントを手がかりに、サニーと共にマザー的な存在のヴィキと戦う。

・当時映画館で見たけど、すっかり内容を忘れていた。いやー見応えあった! サニーが実は博士が残したヒントであり味方であるという核心的な部分さえ忘却の彼方だったから、ほぼ初見みたいな気持ちで見られた。

・テーマはリアリティがあって、原作者の慧眼にも改めて感服した。支配者と奴隷(家畜、ペット)の関係なんだよねこれ。支配者は奴隷や家畜を保護してあげていると思っている。それが家畜にとっての幸せだと信じている。ロボットは、ほっといたら戦争するわ環境壊すわで自滅必至の人間をコントロールすることで人類を守るという結論に行き着く(そう考えるように進化した)。
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