ささき

アイ,ロボットのささきのレビュー・感想・評価

アイ,ロボット(2004年製作の映画)
3.0
舞台は2035年。高性能ロボットが普及し、人類の生活はロボットの支えが必要不可欠な存在となっている世界。ロボットは人間に危害を加えないようにプログラミングされていたが、、、

ロボットが人間の支配下に限界が来てしまい、反乱を起こす的な甘い作品ではないです。
シンプルに見えて、ウィル・スミスが主演とは思えないくらい難解な作品でした笑
登場人物(ロボットも含む)各々の考えがいまいち読みづらいというか、見るべきところから自然と身を逸らしてしまう構成になっているというか。ロボットの薄気味悪い表情や、スプーナー刑事のパワープレイ満載の推理に誘導されてしまいました。それでいて、本作の中に登場するルール(三原則)を守っているところが凄い。

でも、推理に必要なヒントの読解が難しい…
監督と作者は"ロボットと人間のベストな関係性"をどのように考えていたのか?が読み解けませんでした…
ささき

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