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ヒポクラテスたちのABBAッキオのレビュー・感想・評価

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)
4.3
 1980年大森一樹監督。ちょうど世代的に大学生だった自分にとってとても懐かしい映画。大森一樹作品の最高傑作だと個人的には思っている。京都府立医大の医学生をモデルに描いた青春群像、という映画だが登場人物の造形がよく、共感ポイント多数。古尾谷雅人、柄本明も印象に残っているが、何と言っても伊藤蘭。いかにも当時のインテリ女子学生っぽい雰囲気で、最後のテロップが衝撃だった。後の柄本明夫人、角替和枝など若い才能も多数出演しているのだな。独立系映画の旗手だった大森氏と若い役者・スタッフの才能と熱意を感じる作品だ。
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