二瓶ちゃん

メルシー・ラ・ヴィの二瓶ちゃんのレビュー・感想・評価

メルシー・ラ・ヴィ(1991年製作の映画)
5.0
私的はい?映画賞受賞。
わからせようとしない作風が好みか否かによって評価は分かれそう。
キャラクターがあるのだかないのだかもわからない。
比較的冒頭のロードムービー感とか、狂っている感じとか好き。
カイロの紫のバラみたいな感じではあるんだけど、それをメタにしすぎたようなイメージか。
かなりめちゃくちゃ。しかし、最近自分含め男の人が嫌いだなー卑しいなーとか思ってたので、そういう感覚が前編にある映画ではあったかもしれない。
もう狂気一点のキチガイって感じだと、途中で退屈するかもしれないけど、これはほんまもんに、真面目におかしいよ。うん。

23.10.09再度鑑賞。
思ってたより映画内映画でもない作品なのかもしれないと言う2回目の感想。
①ジョエルがマルクという医者と組んで、性病を町に流行らせたことによる事件
②カミーユの誕生について
この2点が主に描かれている映画だと思った。
でもまぁしかし、戦争の話になったり映画の話になったりやっぱりよくわからない部分も多い。
あと、すっごく性に対して開放的なセリフが多いし、非常に刺激的なシーンもある。
全裸の人たちが電車から落ちた映画を見たい方はぜひ。