片腕マシンボーイ

レッド・ティアーズの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

レッド・ティアーズ(2011年製作の映画)
2.7
ホラーレビュー続くよ

倉田保昭の下手な大阪弁なんなん?まぁ石垣佑磨の下手すぎる演技よりはマシかぁ…
と、メインクラスのポンコツっぷりが炸裂するスプラッターアクションの怪作だってばよ!ぺろぺろ

若い男の連続失踪事件を捜査するってばよ!つって参考人の女の子めちゃぺろやん、好き!って話

そうな、石垣佑磨演じる主人公の刑事は死体見りゃ吐くし、そのクセめちゃカッコつけやし、演技ヘタすぎるし、マシンボーイ的にも…なんやこいつ?すげぇポンコツやん?ってなもんなんやが…
うん、もちろん倉田保昭演じるベテラン刑事にも、あいつは正義感強いだけのポンコツやで!思われていましてね、実はその倉田保昭を筆頭に警察には裏の顔があるんですが、石垣佑磨はその事を知らずにハブられているのであります、スンスン

さて、そんな刑事達が追う今回の事件は若い男ばかりが次々と失踪する怪事件!
そうな、男達はもちろんもう生きてはいませんよ、謎の存在に襲われると馬鹿力で綺麗にバキボキと折り畳まれスーツケースで持ち去られてしまうのであります!ひゃー!
そうな…もうジャケ写でネタバレしてっから隠す必要ないよね、若い男達を攫って喰っているんは吸血鬼なんよね!ぺろぺろ、本作は町に潜んで暮らす吸血鬼と、吸血鬼狩りする倉田保昭達、吸血鬼ハンター刑事の戦いを描いているんよ!ドキドキ

さ、失踪事件の捜査員達ん中でも唯一?吸血鬼の存在を知らない石垣佑磨ポンコツ刑事はな、被害者の恋人から、被害者が消える前に会っていた女が犯人に違いねぇわ!つって情報を得るんよ
しかし!
ひゃー!この子めちゃ可愛いやん!こんな可愛い子が犯罪に絡んでいるわけねぇでやんす、ぺろぺろ、たちまち加藤夏希が演じる参考人の女にお熱な石垣刑事!刑事のクセに参考人とデート?
まぢポンコツどころかこいつを国民の税金で養っているかと思うと泣けるレベル…、人々の血を吸う吸血鬼と人々の血税を吸うポンコツ刑事とどっちが悪かは微妙なとこよなぁ…

とりあえずそんな冴えない糞刑事の救いようのないアホっぷりにイライラして前半観ていたらば…、おや?後半は祭りやん!わっしょい!わっしょい!そうな、倉田保昭刑事率いる吸血鬼ハンターがついに吸血鬼狩りを本格的に始めるのであります!ぺろぺろぺろぺろ
監督は「ハードリベンジミリー」や「ブシドーマン」の人やし、なにより和製ドラゴン倉田保昭の100作品目の記念作品らしいかんな!アクションはもちろん気合い入っているしな
それより何より特殊造形が西村映造ですかんな!やったー!
吸血鬼の餌となった真っ赤に染まった死体は山積みなっているわ、倉田保昭が手刀で吸血鬼の頭斬り落とすわ、吸血鬼のババアの掌には牙付きのおめこちゃんみたいな口があって餌に噛み付くわ、もちろん血飛沫も肉片も散り倒すわ、もう西村映造の至極の仕事っぷりが堪能できるのであります!グロキュン!グロキュン!ばんざ〜い!

え?石垣佑磨な…、うん、こいつ頭ん中で熱々おでんでも沸かしているに違ぇねぇんよ、だって加藤夏希演じるヒロインを守る為に吸血鬼をハントする倉田保昭達の邪魔をするんよね!
確かにな、倉田保昭も吸血鬼の情報を手に入れる為なら人間すら殺めるクズ刑事なんやが、人間を散々食い散らかした吸血鬼を倒すん邪魔するんはまぢ納得いかなくてな!まぢこいつ税金返納するだけじゃ許さねぇかんな!まずその下手過ぎる糞演技何とかしてくれんと話にならへんよなぁ!つって温厚なマシンボーイもおかんむりよ!ぷんぷん

でもこれ観るならば「仮面ライダーアマゾンズ」の、人々を襲う危険な怪物アマゾンズを狩る駆除班の活躍観た方が俄然健全やけどな!税金無駄遣いしねぇし、人命第一やし、倉田保昭の独り舞台な本作と違って駆除班はみんなみんなカッケーかんな!ぺろぺろ
本作は西村映造ファン以外にはオススメは出来ん!もちろん西村映造加点プラス0.5ありだ!