【産声】
涙が止まらなかった😭😭😭
聾唖のせいで…
過去に妻とお腹の子を助けられなかったと悔やむ主人公敬一、俳優になれない男吾朗、法律によって薬剤師になることができない尚美。
聾唖によって医者も呼べない、電話もできない監督の指示も聞けない、患者の話を聞けない…そんな数々の理由から時に不当な差別を受け生きるしかない聾唖者の苦悩。
法律すら彼や彼女たちの足枷となっていた社会(現在はかなり改善されている。)で、それでも必死に手話で社会と繋がり、前を向いて生きている登場人物達に涙があふれた。
映画としても最初の群像劇が終盤につれて収束していく様が素晴らしかったし、過去の事件と現在とが交差しその意味がわかった時涙が止まらなかった…
確かに映像・演出自体は自主制作の域を出ないけど、素晴らしい作品だったと思うし、脚本はかなり練られてると思った。
この映画に関してはかなり辛辣なレビューもあるけど個人的にはどんだけひねくれた見方をしてるのかなと思う。だから差別は無くならないのかもしれない。
※5日まで期間限定公開中
2020.5.3