てつじ

殺しが静かにやって来るのてつじのレビュー・感想・評価

殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)
4.0
勧善懲悪のマカロニウエスタンの定義を根底から覆す斬新な西部劇。ジャン=ルイ・トランティニアンの視点のまま、あの結末に至るとはあまりにも衝撃的だった。爬虫類のようなクラウス・キンスキーのアクの強さを活かしたセルジオ・コルブッチ監督の野心作であり、西部劇の固定観念を覆す傑作なのだと今は思う。
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