ドナウ

殺しが静かにやって来るのドナウのネタバレレビュー・内容・結末

殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

雪降る西部劇のカルト率…たしかルチオ・フルチの荒野の処刑の終盤も雪景色だった気がする。法も正義も裁きも不公平で不条理な世の中で、復讐の無意味さを最悪な形で突きつけるラストとダメ押しの掟破りの煽りまで完璧。物言わぬトランティニャンがイーストウッドに見える瞬間があって一人で感動。別エンドがあったので見たけどあれは通常エンドを見た後だからこそ来る感情であって、先に別エンドを見たら違った感想が出てくるだろうと思う。ジャケットはかっこいい、モリコーネの哀愁を誘う音楽も抜群でお腹はいっぱい。

クレジットにブルーノ・ニコライの名前を見つけたけど情報がないので気のせいかも…彼の荒野のドラゴンのテーマは黄金のエクスタシーと並ぶマカロニ最高峰の曲の一つだと思う…そういえばキンスキーこれにも出ていたっけ。
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