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マリー・アントワネットの生涯のminのレビュー・感想・評価

3.9
Amazon primeでなんとなく再生。

モノクロ映像だけれどとても美しいし、逃亡時の変装衣装、その後の幽閉、断頭台に至るまで、丁寧に描かれていた印象。

断頭台に送られるシーンはザンバラ髪に疲れ切った表情で、オーストリー時代が嘘のような落差に心が痛くなるほど。

みなさんのレビューにある通り、配役もイメージに合っていて、ルイ16世もさることながら、細眉のオルレアンに、女帝マリア・テレジア、ルイ=シャルル(Wikiの肖像画まんま)など脇もぬかりなし。
そしてとにかくフェルゼン役が男前。

でもなぁ…何だか Goodbye は軽いんだよなぁ…やはりベルばら育ちは Adieu(アデュー)なんだよなぁ…などと思いつつ。

フランス制作のマリー・アントワネットの映画もいいけど、こんなにちゃんと制作された美しいアメリカ映画があるなんて知りませんでした。Amazon prime万歳。

尺は長いけれど、ベルばら育ちやフランス革命に興味がある方は是非。
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