愛人 ラマン／恋人・ラマンに投稿された感想・評価（★2.1 - 3.0）

公開時に観ていないけれどポスターは覚えている。映画記事から背徳的な官能映画なのかなと思った記憶。

なるべく先入観を捨てて鑑賞してみたが、最後のナレーションで帳尻を合わせた印象。（ジャンヌ・モローの…

愛人に立候補した結果。

1929年サイゴン。フランス人の少女と華僑の青年が船の上で出会い、やがて愛人関係に。貧しい暮らしを送っていた少女は、金のために青年と関係を続けていたが…

マルグリット・デ…

映像が90年代の生っぽさを感じられる綺麗なものだったけれど、内容自体は苦手だった、

大人になると肩書きや年収といった外側だけを気にするようになってしまう。
好きなものや価値観を大事にしたいのに。
…

ジェーン・マーチの小悪魔っぽい魅力が良かったし、映画全体の雰囲気も美しいんだけど、なんか…ね。

あからさまなアジア人蔑視が結構キツかったかも。
あんなに立派な中国人青年が（しかも金銭的援助までして…

物語内では17歳の少女にも中国人男性にもそこには愛はなく、少女はお金のため、いわゆる娼婦として進行していきます。

ラストの別れるシーンで互いを愛し合っていたことに気付いたんですね。

主人公を演じ…

林芙美子の「浮雲」きっかけで昔のベトナムがみたくて同じくらいの時代かな？と思ったけどこれは1929年、浮雲は終戦直前だから結構開きがあった。

善人がいない。最後のシーンなんて、語りは泣いたと言って…

裸になり媾いを重ねようとも結局のところ、最後まで互いの心には触れられなかったと感じた。
欲しくても到底手に入らないものこそ渇望の対象になり得る。彼らが欲しかったのはこころではない、愛じゃないんだ。綺…

高齢フランス女性が回顧する、10代の頃にヴェトナムで体験した、年上の中華系男性との性愛。原作者デュラスの私的な回想録であり、事実上、デュラスの監督作品とすら思う（予想だが、実際に彼女が監督してしまう…

なんだか心に残る、独特の雰囲気を持っている。

レオンカーフェイ（中国人男性）が、ジェーンの家族に辛くあたられるシーンは見てて辛かった。
2人が別れて長年経つのに、電話で未だに愛してるというシーンを…