日常の些細な出来事の積み重ねの中で、感じること、考えることが繊細に描かれる大人の映画です。
これもフランソワ・トリュフォー監督の系譜にある作品で、フランス映画ならではの日常のドラマが展開します。
派…
ルドワイヤンがかわえぇやん過ぎて5点付けたくなっちゃうけど、自分は存在していないんじゃないかって嘆いていた人間がちゃんと自分の死をもってその不在を周囲の人間にありありと植え付けていくんだからもう泣く…
>>続きを読む「8月の終わり、9月の初め」
冒頭、陽光と夜のネオン。編集者の男。別れと出会い、人生の模索、小説家の病、流動的な構図、手持ちカメラ、会話劇、列車の中、レストラン、そして長回し。今、僕たちは人生の居…
〈会話と日常的所作の同期〉
仕事や住居、男女関係に齷齪する大人たちの日常を『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のような小刻みなフェードアウトと素っ気ない会話によって構築していくオリヴィエ・アサイ…
人と人とのあいだの空気、命を守る為という生活の本意、何気ないことが運命を変える偶然、見えないところでも流れている時間。温かくも、冷たくも、全ては受け止めるしかないと、それに気づくことが出来たとき、長…
>>続きを読む登場人物の服装が全然夏服じゃないのが気になってしょうがなかった。
見てる間は、まぁまぁかなーくらいに思ってたんだけど、窓の外にミアハンセンラブ(当時10代?)とその彼氏を見つけるラストがあまりに良す…
引き続き、オリヴィエ・アサイヤス監督作を。
仕事も女性関係も不安定な、編集者のガブリエル(マチュー・アマルリック)
ガブリエルの元カノで出版関係の“いい人”ジェニー(ジャンヌ・バリバール)
ガブリ…