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8月の終わり、9月の初めのEのレビュー・感想・評価

8月の終わり、9月の初め(1998年製作の映画)
4.2
編集者ガブリエルを取り巻く、終わる愛始まる恋、親友の死と残された者たちの人生。

何だかんだで結局はあのエンディングに全て持っていかれてしまった。大人達はダラダラ、グダグタと中々進めずにいるのに、忘れることができ、新しい恋を始めることができる。若さとは尊い。そして、若き日のミア・ハンセン=ラブの奇跡の瞬間をおさめてくれてありがとう!と言いたい。

あと映画の内容とはズレるが、先日友人と「映画における苦手なシーン」とは、という話になりしばらく考えていたのだか、この映画を観ていて情緒が不安定な人の恋愛模様が苦手かもな、、と思ったり。(今までラブラブしてたのに急にめちゃくちゃにキレ散らかす様とか、恐怖でしかなく。)もちろん今作のルドワイヤンのメンヘラぷりは最大の魅力であるのだけど。
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