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旅立ち 〜足寄より〜のバニラのレビュー・感想・評価

旅立ち 〜足寄より〜(2008年製作の映画)
2.9
地上波フジ系、深夜劇場を録画してました。
北海道音楽祭に出るも落選する若き千春をディレクターの竹田が目を留める。
フォークシンガーのレジェンド松山千春が自ら書き下ろした自伝小説を映画化。
良かったんだけどね。
レトロなパトカーと思ったら1975年の設定、千円札も古いやつでこだわってた、気になったのは当時の松山千春の録音を使うこと、語りと唄の声が合ってなくて残念。
主演松山千春を演じるのは大東俊介、下手でもいいから歌わないと映画としてダメだと思う、気持ち見せる作品だから。
当時の録音を使うのであれば、松山千春の映像に切り替えた方がまだ良かった。
竹田役は萩原聖人「どこで歌ってもお前の唄だろ」名言多くて上手い、実力派だと思う。
オヤジ泉谷しげる「最後までやり通せ」と優しい、尾野真千子に石黒賢と脇役も揃えててた。
ラスト悲しみも含めて成功する千春の物語だけど主役は竹田さんなんだと。
感謝を見せる松山千春らしさでした。
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