子供のころにロードショーで観たときは、純粋なホラー映画と認識していましたが、いざ大人になって観てみると、いろいろと皮肉のこもったダークコメディであることがよくわかります。
永遠の命と若さを手に入れるも、身体に死ぬほどの損傷を受けたことで、心臓が止まり、身体が腐敗していく。それを隠すために元外科医である夫の防腐処理技術を求めるも……と、なかなか奇抜な発想のストーリーで、とても楽しめました。
ハードボイルドなイメージのあるブルース・ウィルスの、気弱な夫役も良かったです。
ロバート・ゼメキス監督作はいくつか観ていますが、最近のものより、やはり昔の作品のほうがおもしろいですね。
地味にジェームス・ディーンもいますし。
