オリヲン座からの招待状のバナバナのレビュー・感想・評価

この作品、「三丁目の夕日」と同日公開だったのですか。
ほとんど同じセットで、ストーリーもたいした波はないけれど、同じ３０年代を描いているのなら、こちらの方が断然好きです。

宮沢りえさんのトヨは儚い感じの美人で、ご近所の男性陣は、留吉（加瀬亮）が一緒に住んでるのが羨ましくて仕方なかったんでしょうね。
オッサン達は、自分だったらこんな美人とプラトニックなだけなんて有り得ない！というところでしょうか。

下町の小さな名画座の映画館。そこに流れる静かな時間を上手く体現していた良い作品だと思いました。