肉鹿

妖女伝説’88の肉鹿のレビュー・感想・評価

妖女伝説’88(1988年製作の映画)
3.4
ファミコンソフト開発中のベンチャー企業。プログラマーの青年はパソコンを介して美女と繋がるが、彼女はすでに死んでいることを知る。だがすっかり魅入られてしまい…

前半の気味の悪さは相当で、怖いというより薄気味悪い。
いかにもそれっぽいワード(電脳空間に魂移植、試験管ベビー)で雰囲気作りも上手だし、音楽も冷たくて気味悪い。
死因なぞなぞもわからなくて楽しかった😆

そんな薄気味の悪さから徐々に哀しいファンタジーに変わっていくのも楽しい!
命を作る行為(セックス)は死者にとってタブー!はもっともだって妙に納得。彼女は生前も死後も誰とも幸せな未来がないの切ない…

あと開発中のゲームは現実に発売するはずだったのに中止になってしまったのが、映画とは違う結末を選んでしまったみたいで1番恐ろしかった。プログラマーの怨念がウヨウヨしてそう😂
肉鹿

肉鹿