あんばたりあん

ゴジラVSビオランテのあんばたりあんのレビュー・感想・評価

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)
4.5
平成VSシリーズとしては1作目で、これからシリアス路線で突き進もうとしていた、完成度の高い作品に思います。
昭和シリーズ初期の凶悪なイメージを踏襲したゴジラと、バイオテクノロジーでG細胞と植物を融合させる事で生みだされたビオランテとの対決は、「勝った方が人類最大の敵」というキャッチフレーズも含めて最高です。

序盤では湖の真ん中でバラが咲かせているだけの弱々しいビオランテが、終盤にファイナルフォームで登場したシーンはテンション上がりました

ゴジラとビオランテの戦いだけではなく、自衛隊のゴジラ討伐作戦もしっかりと描かれていて、伊福部昭さんの曲がバックで流れる中での、自衛隊作戦行動もあるので、ゴジラ作品本来の見せ場もあって好きです。
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