GMKゴースト

ゴジラVSビオランテのGMKゴーストのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

◯生命を冒涜する人類へ鳴らす警鐘
 核兵器によってゴジラを作り出した人類が、
 再度ビオランテを作り出してしまう皮肉。
◯バラエティに富んだ展開
 前作同様の怪獣と超兵器に加え、
 ヤクザもののようなドンパチや、
 エスパーの登場、遺伝子工学など、
 いろんな要素がありながら、
 バランスよくまとまっている。
◯川北特撮の魅力
 今作から川北紘一が特技監督に。
 ビオランテのシーンは凄い。
◯ビオゴジ
 とにかく顔が良すぎる。
 (84から変わりすぎて別人?)
 熱戦も迫力あるビーム状に。
◯遺伝子怪獣ビオランテ
 ゴジラ×植物×人。
 狂気の遺伝子工学が生み出した怪獣。
 不思議なオーラがある花獣形態。
 突進が大迫力の植獣形態。
◯三枝未希
 VSシリーズの主人公とも言える
 エスパー少女。
◯名言の宝庫
 センスある名言多数。特に権藤1佐。
 「勝った方が我々の敵になるだけです。」
 「薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん」
 「同じ事を繰り返している限り、新しい時代とはいえません」
 「ゴジラでもビオランテでもない、
  本当の怪獣はそれを作った人間です」
△ビオランテの活躍が短い
 映画内でいろんな要素がある分、
 怪獣同士の対決は短くなり、
 ビオランテがあっさり負けた
 ように感じる。
△抗核バクテリア作戦
 効果を出すためには
 ゴジラの体温上昇が必要など、
 手間がかかる。
 前作で絶大な効果があった
 カドミウム弾を使わないのは
 不自然?
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