津軽系こけし

チャップリンの活動狂の津軽系こけしのレビュー・感想・評価

チャップリンの活動狂(1914年製作の映画)
4.1
映画スターに恋をする


女優に目がないチャップリンが、映画スタジオに赴いて暴虐無尽の限りを尽くすコメディ。実際の撮影現場でも口うるさいらしいチャップリン、この映画は彼のそういう一面を風刺しているようにも受け取れる。

ドアが閉められて鼻を打つコメディや、耳を絞ると鼻から水が出るなど、アイデア的な非現実コメディが目立つ。キーストン時代のコメディはトムジェリに似ていると以前述べたが、この映画の幻想性はトムジェリのそれに酷似している。
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